はじめに
XAMPPはPHP、WebサーバのApache、データベースのMariaDBを一括でインストールし、簡単に設定できる便利なソフトウェアです。
この記事では次の環境でインストール・設定を行った内容について説明します。
| 環境 | バージョン | 説明 |
|---|---|---|
| OS | Windows10 Home | WindowsマシンのOS |
| XAMPP | Apache 2.4.47 MariaDB 10.4.19 PHP 7.4.19 | XAMPPはWebサーバのApache、PHP、データベースの MariaDBなどを一括でインストール・管理できるフリーの ソフトウェア |
ダウンロード
XAMPPをダウンロードするため、次のURLにアクセスします。
表示されたページで「ダウンロード」リンクをクリックします。
表示された次のページでダウンロードするXAMMPを選択します。
インストール
ダウンロードしたファイルをクリックします。
クリックし、表示された次の画面で「Next>」ボタンをクリックします。
「Next>」ボタンをクリックします。
インストールするフォルダを選択し、「Next>」ボタンをクリックします。
画像ではフォルダを変更せず、「C:\xampp」をインストールフォルダにしています。
Languageは「English」を選択し、「Next>」ボタンをクリックします。
チェックを外し、「Next>」ボタンをクリックします。
「Next>」ボタンをクリックします。
インストールが開始します。
インストール中にWindows Defender ファイアウォールの警告ダイアログが表示される場合があります。
アクセスは許可するため、「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
インストール完了後、チェックを外し、「Finish」ボタンをクリックします。
設定
インストールフォルダを変更していない場合、次の手順は実行しなくてもXAMPPを動かせます。
インストールフォルダを変更した場合、次の手順を実行してください。
XAMPPインストール後、インストールフォルダ内の「setup_xampp.bat」をクリックします。
この記事では、XAMPPを「C:\xampp」配下にインストールしているため、次のファイルをクリックし、環境設定を行います。
C:\xampp\setup_xampp.bat
動作確認
XAMPPが正常に動作していることを次の手順で確認します。
Apache
XAMPPのインストールフォルダ内の「xampp-control.exe」をクリックします。
ここでは、インストールフォルダは「C:\xampp」のため、次のファイルをクリックします。
C:\xampp\xampp-control.exe
「xampp-control.exe」をクリックすると次の画面が起動します。
Apacheを起動するため、赤枠で囲った「Start」ボタンをクリックします。
Apacheが正常に起動すると、PID(s)の表示、ステータス欄に正常に起動した旨のメッセージが表示されます。
Apacheの正常起動後、ブラウザを起動し、次のURLをクリックします。
http://localhost/
URLの入力後、次のページが表示されればApacheは正常に動作しています。
PHP
Apacheを起動した状態でブラウザに次のURLを入力します。
http://localhost
表示されたページの上部にある赤枠で囲った個所をクリックします。
クリック後、次のページが表示されれば、PHPは正常に動作しています。
MariaDB
MariaDBが正常に動作していることを確認する場合、次の手順を実行します。
「xampp-control.exe」でクリックし、起動した画面にて赤枠で囲った「Start」ボタンをクリックします。
MariaDBが正常に起動した場合、PID(s)、Port(s)が表示されます。
次にMariaDBのデータベースに接続できることを確認します。
コマンドを使用した確認方法もありますが、コマンドを覚えて操作するのは面倒なので、この記事で画面でデータベースを操作できるソフトウェア「HeidiSQL」を使用します。
「HeidiSQL」は次の記事で詳しく説明しています。
「HeidiSQL」の起動後、ホスト名、ユーザー、パスワード、ポートは赤枠で囲ったように入力し、「開く」ボタンをクリックします。
ボタンのクリック後、次の画面が表示されればデータベースに正常に接続できることを確認できます。
最後に
XAMPPを使用するとPHP、Webサーバ、データベースのWeb開発環境を速く作ることができるので、
開発環境を速く作りたい方はXAMPPを使用することをおすすめします。
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