はじめに
この記事では、マウス、メニューを使わずにキーボードだけでWordを操作できる38個のショートカットキーについてよく使用するものについて動画で紹介します。
ショートカットキーを覚えると操作が格段に減り、文書作成のスピードが速くなるため、作業効率が格段にアップします。
この記事で使用するWordのバージョンはMicrosoft365の最新バージョンです。
ショートカットキーはMicrosoftの次の記事で公開されています。
ただ、200個以上あり、全て覚えることは難しい、あまり使用しないものも多くあるため、この記事を参考によく使用するものから徐々に使って慣れていけば大丈夫です。
ショートカットキー
基本
次に紹介するショートカットキーは本当によく使用するものです。
使いこなせるとWordの文書作成スピードが本当にアップします。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | コピー | Ctrl+C | 選択箇所をコピーする、 CはCopyの略で覚えると分かりやすい |
2 | 貼り付け | Ctrl+V | コピーした内容を貼り付ける |
3 | 切り取り | Ctrl+X | 選択箇所を切り取る 切り取った箇所は貼り付けで別の場所に貼り付けられる |
4 | 前の操作の取り消し | Ctrl+Z | 前に行った操作を取り消す、何度も前に戻すことも可能 |
5 | 前の操作のやり直し | Ctrl+Y | 前に行った操作をもう一度行う、何度もやり直しは可能 Ctrl+Zで取り消した操作を戻す場合によく使用する |
6 | 全選択 | Ctrl+A | 文書全体を選択する、 AはALLの略で覚えると分かりやすい |
7 | 行選択 | Shift+↓ | 選択位置から1行分を選択する |
8 | 文字選択 | Shift+→ | 選択位置から1文字分を選択する |
よく使用するショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
編集
文書編集では次のショートカットキーをよく使用します。
次のショートカットキーを知っておくとわざわざメニューを選択しなくても良くなるため、文書を速く作ることができます。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 太字 | Ctrl+B | 文字を太字にする、 BはBoldの略で覚えると分かりやすい |
2 | 斜体 | Ctrl+I | 文字を斜体にする、 IはItalicの略で覚えると分かりやすい |
3 | 下線 | Ctrl+U | 文字を斜体にする、 UはUnderlineの略で覚えると分かりやすい |
4 | フォントサイズの アップ | Ctrl+[ | フォントサイズを1ポイント大きくする |
5 | フォントサイズの ダウン | Ctrl+] | フォントサイズを1ポイント小さくする |
6 | 中央揃え | Ctrl+E | テキストを中央揃えにする |
7 | 左揃え | Ctrl+L | テキストを左揃えにする、 LはLeftの略で覚えると分かりやすい |
8 | 右揃え | Ctrl+R | テキストを右揃えにする、 RはRightの略で覚えると分かりやすい |
文書編集で使用するショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
検索・置換
次に文書の検索、置換で使用するショートカットキーについて紹介します。
このショートカットキーもよく使用するため、覚えておくと便利です。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 検索 | Ctrl+F | 文書検索ができるナビゲーションが開く FはFindの略で覚えると分かりやすい |
2 | 置換 | Ctrl+H | 置換ダイアログが表示される |
3 | 移動 | Ctrl+G | 文書内の移動先を入力できるダイアログが表示される |
検索・置換で使用するショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
ファイル操作
ファイル操作にもショートカットキーが存在します。
このショートカットキーも覚えると文書作成が速くなるので、覚えることをおすすめします。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 文書を開く | Ctrl+O | 文書を開く、OはOpenの略 |
2 | 文書の新規作成 | Ctrl+N | 文書を新規作成する、 NはNewの略で覚えると分かりやすい |
3 | 文書の保存 | Ctrl+S | 文書を保存する、 SはSaveの略で覚えると分かりやすい |
4 | 文書を閉じる | Ctrl+W | 文書を閉じる |
ファイル操作で紹介したショートカットキーを使用した動画です。
選択
文書や段落などを選択する際に使用できるショートカットキーです。
このショートカットキーを覚えるとマウスを使用しなくてもできるようになるため、文書の修正が速くなります。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 段落選択(先頭) | Ctrl+Shift+↑ | 現在の位置から段落の先頭まで選択する |
2 | 段落選択(末尾) | Ctrl+Shift+↓ | 現在の位置から段落の末尾まで選択する |
3 | 行選択(先頭) | Shift+Home | 現在の位置から行の先頭まで選択する |
4 | 行選択(末尾) | Shift+End | 現在の位置から行の末尾まで選択する |
5 | 文書選択(先頭) | Ctrl+Shift+Home | 現在の位置から文書の先頭まで選択する |
6 | 文書選択(末尾) | Ctrl+Shift+End | 現在の位置から文書の末尾まで選択する |
文書の選択で使用するショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
移動
文書内の移動で使用できるショートカットキーです。
このショートカットキーも選択で使用するものと同様に覚えておくと必要な場所にすぐに移動でできるようになるので、文書の作成スピードが上がります。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 段落移動(先頭) | Ctrl+↑ | 段落の先頭に移動する |
2 | 段落移動(末尾) | Ctrl+↓ | 段落の末尾に移動する |
3 | 行移動(先頭) | Home | 行の先頭に移動する |
4 | 行移動(末尾) | End | 行の末尾に移動する |
5 | 文書移動(先頭) | Ctrl+Home | 文書の先頭に移動する |
6 | 文書移動(末尾) | Ctrl+End | 文書の末尾に移動する |
移動で使用するショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
その他
今までに紹介した以外で使用するショートカットキーです。
このショートカットキーも覚えておくと文書の作成スピードは確実に上がります。
No | 操作 | キー | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 印刷 | Ctrl+P | 文書を印刷する |
2 | 右クリックメニュー | Shift+F10 | 右クリックメニューを表示する |
3 | リボンのショートカットキー | Alt | リボンのショートカットキーを表示する |
上で紹介したショートカットキーの操作は次の動画で紹介します。
最後に
この記事では、Wordでよく使用するショートカットキーについて紹介しました。
数が多いので最初から全て覚えなくても大丈夫です。
記事に載っているよく使用するものから使っていき、作業スピードが上がることを実感していけば無意識で使用できるようになります。
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