はじめに
この記事では、次の構成を持つ文書のひな形(テンプレート)を独自に作ってみます。
自分のひな形を作ることができれば、見栄えのよい文書を早く作るのでこの記事を参考にひな形を作ってみることをおすすめします。

この記事で使用しているWordのバージョンはOffice365の最新バージョンです。
ひな形の作り方
ひな形(テンプレート)の作り方は今までに紹介した記事をいくつか使用するだけなので簡単です。
手順は次の通りです。
1.ページをセクションごとに分ける
表紙・目次はセクション1、本文はセクション2、裏表紙はセクション3に分けます。
セクションの使い方は次の記事を見てください。
この記事で紹介するひな形は次のようにセクションを設定します。
表紙・目次はセクションが同じセクションを設定しています。

目次と本文はセクションを分けます。

本文と裏表紙はセクションを分けます。

2.表紙・目次、裏表紙にページ番号を付けないように設定する
ページ番号を付けないように設定する方法は次の記事を見てください。
3.本文にページ番号を設定する
ページ番号を付ける方法は次の記事を見てください。
4.表紙、裏表紙を作成する
表紙、裏表紙は次の画像のように作成します。
表紙に使用しているテキストボックスの位置を揃えるため、次の画像のようにテキストボックスのレイアウトの位置を調整します。
裏表紙は文字の位置を揃えるため、罫線を表示しない表を使用しています。

5.本文を見出しを設定し、見出しに章番号を付ける
章番号を付けた見出しの付け方は次の記事を見てください。
章番号を付けた見出しを設定した場合、次の画像のようになります。

6.目次を付ける
目次の付け方は次の記事を見てください。
目次は一度設定した後も次のように更新できるので、最初に付けても大丈夫です。
目次を選択し、「目次の更新」を選択します。

目次の更新では、次のようにページ番号、目次全体の更新が選択できます。
見出しなどが増えた場合、目次全体の更新を選択してください。

これで独自のひな形が完成です。
最後に
この記事では、Wordで独自のひな形を作る手順について紹介しました。
手順は長いため、最初に作るのに時間は多少かかります。
ただ、1回作って保存しておけば使いまわしができるので、この記事を参考にひな形を作って見栄えのよい文書を作成することをおすすめします。
この記事で紹介したひな形は次のリンクからダウンロードできます。
ひな形の使用には制限はないため、自由に編集し、自分のものとして使っていただいて大丈夫です。
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