更新履歴
更新日 | 更新者 | 更新内容 |
---|---|---|
2021/9/10 | JJI | ・WordのバージョンをOffice365の最新バージョンに変更 ・WordPressのバージョンを最新の5.8に変更 ・バージョンの変更に伴い、内容を大幅に更新 |
はじめに
WordにはWordPressのブログに投稿する機能があります。
Wordを使用すればブログを簡単に投稿できます。
ただ、WordPressは5.0以降になり、段落単位で表示部品を簡単に変更できるブロックエディタが導入されて編集しやすくなっているため、Wordのブログ投稿機能はあまり使用しないかもしれません。
この記事の内容は参考程度と思ってみてください。
ブログの投稿方法、Wordでブログを書く際の注意点も合わせて紹介します。
使用しているWord、WordPressのバージョンはそれぞれの次の通りです。
- Word:Office365の最新バージョン(2021年9月10時点)
- WordPress:5.8.1
ブログの投稿方法
ブログアカウントの登録
Wordを起動し、ファイル>新規を選択します。
選択後、赤枠の箇所に”ブログ”と入力し、Enterキーを押下します。

ブログの投稿が表示されるのでクリックします。

「作成」をクリックします。

「今すぐ登録」をクリックします。

WordPressを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

ブログの投稿先に「http://○○○/xmlrpc.php」、ブログにログインする際のユーザー名、パスワードを入力します。
「http://○○○/xmlrpc.php」 の”○○○”は公開しているブログのURL、SSL接続の場合、http://のところはhttps://と入力してください。
また、「パスワードを保存する」は必ずチェックしてください。
これをチェックしていないとブログの投稿に失敗することがあります。
全ての入力が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。

アカウントの登録が正常に完了した場合、次のダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。
次のダイアログはブログのURLがSSL接続(https://)の場合に表示されます。

記事の編集
ブログアカウントの登録後、次のブログ記事を編集する画面が表示されます。
1行目にブログのタイトル、2行目以降にブログの記事を書きます。
上記のWordサンプルを見たい方は次のリンクからクリックし、ダウンロードしてください。
ブログのカテゴリーをつける場合、ブログの投稿>分類の挿入をクリックします。

登録したい分類を選択します。
分類は複数登録できます。その場合、上記の手順を繰り返してください。

次の画像では、分類にWordPressを選択しています。

ブログの投稿
記事の編集が終わったら、ブログを投稿します。
次の画像のようにブログの投稿>発行>発行、または下書きとして発行のいずれかを選択します。
発行を選択した場合、ブログの投稿後、公開されます。
下書きとして発行を選択した場合、ブログは下書きで登録されます。
この記事では、下書きとして発行を選択します。

ブログが正常に投稿された場合、次のように発行された旨のメッセージが表示されます。

登録されたブログの確認・注意点
WordPressにログインし、登録されたブログを確認します。
この記事では、下書きとして投稿されたたため、投稿一覧から下書きを選択すると次の画像のようにブログが投稿されていることが分かります。

投稿されたブログを確認すると次のように表示されます。
Wordから投稿したブログの表示で注意する点は次の通りです。
- Enterキーを使用した改行(改段落)の場合、空行が1行空いた状態で表示される
Shift+Enterキーの場合、空行なしの状態で表示される - 図はグループ化しないとばらばらに分かれた状態で表示される
また、ブログの編集画面では次のように表示されます。

編集画面での注意点は次の通りです。
- スラッグはWordで入力したブログのタイトルが設定される
英字などに変更する場合、編集画面で変更する必要がある - カテゴリーは設定可能
- 一番の問題は、ブロックエディタ未対応のクラシックで登録された扱いとなる
最後に
この記事では、Wordを使用してWordPressのブログを投稿する方法について紹介しました。
Wordは操作が慣れているので、ブログは簡単に投稿できます。
ただ、注意点にも書いたようにブロックエディタ未対応のクラシックで登録されるため、Wordから投稿した後、WordPress上で修正が必要になります。
WordPressのブロックエディタは使いやすくなっていると思うので、この記事は参考程度で見てもらい、WordPressでブログの記事を書く場合、ブロックエディタを使用することをおすすめします。
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