【PHP】これだけ覚えれば大丈夫!構文2 – データ型 –

PHP

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更新日更新者更新内容
2021/7/3JJI各データ型の記事を分割
「最後に」の章に、関数の記事のリンクを追加

はじめに

PHPの基本として、PHPで取り扱うデータ型について説明します。
データ型の種類は多くて覚えるのに大変だと思うかもしませんが、使っていくうちに覚えることができます。

この記事では、データ型の種類を説明し、サンプルプログラムで具体的な使い方を書いています。

データ型

PHPで取り扱うデータ型は次の通りです。
データ型の中でよく使用するものは表に”○”をつけています。

データ型よく使用する説明
論理値論理型 (boolean) はtrue、falseを取り扱う型
整数25、-12などの数値を取り扱う型
10 進数、16 進数、8 進数、 2 進数 表記で指定可能。
符号(-または+)を数値の前に付けることもできる
整数の範囲は一般的に約 20 億 (32 ビット符号付) 、
-2,147,483,648から+2,147,483,647、
64ビットOSの場合、およそ 9*10^18 (900京) 
浮動小数点数3.14、0.015、-12.731などの小数点付きの数値を取り扱う型
一般的に精度は10進数で14桁、最大値は1.8e308(1.8×10^308)
浮動小数点は近似値のため、正確な値として使用してはいけない
高い精度が必要な場合、 任意精度数学関数または gmp 関数を
使用する
文字列‘ハローワールド’、”hello world”の文字列を取り扱う型
一般的に’(シングルクォート)、
または”(ダブルクォート)で囲まれたもの
文字列の最大値は32ビットの場合、 2GB (2147483647 バイト) 
配列配列は複数の値をまとめて管理できるもの
配列の個々の値は位置(0から始まる数値)、
または何らかの名前(文字列)を指定し、取得できる
IterableIterableは疑似型、array、またはTraversableインターフェイスを実装したクラス
foreachで繰り返し処理ができる
オブジェクトオブジェクト指向プログラミングで使用されるプロパティ(変数)、メソッド(関数)をもつクラスのこと
リソースリソースは特別な変数であり、ファイル、データベース接続などの外部リソースのこと
NULLnullは変数が値を持たないことを表す
コールバック コールバック(callable型)は、call_user_func()やusort() 等の
関数から使う関数のこと

PHPで取り扱うデータ型についてさらに詳しいことを知りたい方は次のPHPマニュアルを見てください。

PHP: 型 - Manual

論理値

論理値(boolean) はtrue、falseを取り扱う型です。
詳細は次の記事を見てください。

整数

整数の詳細は次の記事を見てください。

浮動小数点数

浮動小数点数の詳細は次の記事を見てください。

文字列

記事が長くなるため、文字列のデータ型は次の記事にまとめています。

配列

PHPの場合、配列はよく使用されます。
記事が長くなるので、次の記事にまとめています。

オブジェクト

オブジェクトの記事は長くなるので、次の記事にまとめています。

NULL

NULLの詳細は次の記事を見てください。

最後に

この記事ではサンプルプログラムを使ってPHPのデータ型について説明しました。
記事は長いのですが、データ型はプログラムを書いているうちに覚えることができるので、記事を参考に試してみてください。

データ型を使用した関数も使ってプログラミングを書くとすぐに覚えることができます。
関数は次の記事で詳しく紹介します。

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