【PHP】これで分かる関数! – 配列の削除その1 –

PHP

更新履歴

更新日更新者更新内容
2021/8/11JJI・”はじめに”の段落を追加
2021/8/12JJI・サンプルプログラムの説明を追加
2021/8/19JJI・サンプルプログラムの実行結果に画面の画像を追加

はじめに

配列を表示するため、次の共通関数を使用している場合があります。

末尾の削除

配列の末尾から要素を削除する場合、関数を使用した方が簡単です。
この記事では、関数を使用した方法を紹介します。

配列

配列の末尾から要素を削除する場合、次のように関数を使用します。

1.末尾から1つの要素を削除する。

array_pop($ary1);

2.末尾から複数の要素を削除する。
次のコードは末尾から2つの要素を削除しています。

$result = array_slice($ary1, 0, count($ary1) - 2);

1、2の関数を使用したサンプルプログラムは次の通りです。

<?php
    // 引数の値への厳密な型付け
    declare(strict_types = 1);
    // ライブラリの読み込み
    require_once "lib/sample_lib_02_03.php";

    echo "ファイル名:sample02_03_13.php<br>\n";
    echo "【PHP】関数<br>\n";
    echo "配列の末尾の削除<br>\n";

    // 1次元配列
    $ary1 = [
        "山田", "太郎", 35, "男性", "東京都", "090-9999-9999"
    ];

    $org_ary = $ary1;   // 元の配列のコピー、実体がコピーされる、$org_aryと$ary1は別の変数

    // 配列の出力
    echo "削除前の配列数:" . count($ary1) . "<br>\n";
    echo_array1($ary1);

    // 末尾の1要素の削除
    echo "末尾の1要素の削除<br>\n";
    array_pop($ary1);
    echo "削除後の配列数:" . count($ary1) . "<br>\n";
    echo_array1($ary1);

    $ary1 = $org_ary;    // 配列の元データのコピー

    // 末尾から複数要素の削除
    echo "末尾から複数要素の削除<br>\n";
    $result = array_slice($ary1, 0, count($ary1) - 2);
    echo "削除後の配列数:" . count($result) . "<br>\n";
    echo_array1($result);
?>

実行結果は次の通りです。

・画面

・HTML

ファイル名:sample02_03_13.php<br>
【PHP】関数<br>
配列の末尾の削除<br>
削除前の配列数:6<br>
[0]:山田: [1]:太郎: [2]:35: [3]:男性: [4]:東京都: [5]:090-9999-9999:<br><br>
末尾の1要素の削除<br>
削除後の配列数:5<br>
[0]:山田: [1]:太郎: [2]:35: [3]:男性: [4]:東京都:<br><br>
末尾から複数要素の削除<br>
削除後の配列数:4<br>
[0]:山田: [1]:太郎: [2]:35: [3]:男性:<br><br>

連想配列

連想配列のサンプルプログラムです。
連想配列も配列と同じ関数を使用して末尾から配列の要素を削除します。
連想配列の場合、配列の順序はあまり重要ではないため、サンプルプログラムのコードはあまり使用しないかもしれません。

<?php
    // 引数の値への厳密な型付け
    declare(strict_types = 1);
    // ライブラリの読み込み
    require_once "lib/sample_lib_02_03.php";

    echo "ファイル名:sample02_03_14.php<br>\n";
    echo "【PHP】関数<br>\n";
    echo "連想配列の末尾の削除<br>\n";

    // 1次元配列
    $ary1 = [
        "first_name" => "山田", 
        "second_name" => "太郎", 
        "age" => 35,
        "seibetsu" => "男性",
        "pref" => "東京都",
        "tel" => "090-9999-9999"
    ];

    $org_ary = $ary1;   // 元の配列のコピー、実体がコピーされる、$org_aryと$ary1は別の変数

    // 配列の出力
    echo "削除前の配列数:" . count($ary1) . "<br>\n";
    echo_array1($ary1);

    // 末尾の1要素の削除
    echo "末尾の1要素の削除<br>\n";
    array_pop($ary1);
    echo "削除後の配列数:" . count($ary1) . "<br>\n";
    echo_array1($ary1);

    $ary1 = $org_ary;    // 配列の元データのコピー

    // 末尾から複数要素の削除
    echo "末尾から複数要素の削除<br>\n";
    $result = array_slice($ary1, 0, count($ary1) - 2);
    echo "削除後の配列数:" . count($result) . "<br>\n";
    echo_array1($result);
?>

実行結果は次の通りです。

・画面

・HTML

ファイル名:sample02_03_14.php<br>
【PHP】関数<br>
連想配列の末尾の削除<br>
削除前の配列数:6<br>
[first_name]:山田: [second_name]:太郎: [age]:35: [seibetsu]:男性: [pref]:東京都: [tel]:090-9999-9999:<br><br>
末尾の1要素の削除<br>
削除後の配列数:5<br>
[first_name]:山田: [second_name]:太郎: [age]:35: [seibetsu]:男性: [pref]:東京都:<br><br>
末尾から複数要素の削除<br>
削除後の配列数:4<br>
[first_name]:山田: [second_name]:太郎: [age]:35: [seibetsu]:男性:<br><br>

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